仕事仲間、友人とカラオケに行く機会が皆さんあるかと思いますが、その時にいざ歌おうと思っても理想通りの声がでないことはありませんか?
その原因は歌う前の準備が欠けているせいです。実は、歌う前にしっかり準備をすることで理想的な声を出すことができます。
この記事では、歌う前の準備や歌っている時に意識することをお伝えします。さらに、自分の歌唱力をあげたい人にはその方法もお伝えしますので是非読んでみて下さい。きっとこの記事を読めば自分でも見違えるほど歌が上手くなるかと思いますし、周りから歌声を絶賛されるかもしれません。
事前に十分な準備をしよう

周りに称賛されるような歌を歌うためには、事前に十分な準備をする必要があります。カラオケなど人前で歌う場面が突然訪れそうな人は日頃から、忘年会や結婚式の余興など準備期間が用意されている場合にはその期間で集中的に準備をしましょう。
事前に十分な準備をしておくことで、当日も上手に、そして自信を持って歌うことができますよ。
歌が上手くなる方法その1:歌いたい曲を聴きこむ
まずは、カラオケで自分の歌いたい曲を聴きこんでおくことが大切です。音程などを注意して聴きこみ、その曲のリズムを体に刻み込みます。
自分の好きな曲ならば気付かないうちにハミングしていることもあるでしょう。そんなお気に入りの曲を何度も聴いて身体に刻み込み、歌う練習もしておけば、いざカラオケで歌えうときに上手に歌えて気持ちよくなれるでしょう。
しかし、いくら好きな曲でも難易度が高い歌を上手に歌うのはとても難しいことです。最初は自分の歌唱力にあった曲選びをすることも大事です。カラオケの採点は音程の正確さを重視します。曲のスピードが速くなく、音程の変化が激しくない、自分の歌唱力にあう難易度の曲を選べばきっと上手に歌うことができますよ。
歌が上手くなる方法その2:歌う前にのどの調子を整える
歌うときにのどの油分を流す飲み物を避けることも大事です。ウーロン茶には脂を分解する作用があるため、のどの油分を洗い流してしまってあなたが本来もっている歌う力を下げてしまいます。歌う前にウーロン茶を飲むのは避けましょう。
歌う前にいい飲み物は、スポーツ飲料です。適度に水で希釈して飲めば効果は抜群です。そのまま飲むと、スポーツ飲料に含まれる砂糖がのどに張り付くような違和感がでてしまうため、水で希釈して飲みやすくすることが大事です。
また、スポーツ飲料は水分がすばやく身体に吸収されますので、カロリーを消費する歌の前に飲む飲み物としては最適です。プロの人は、のどの調子を整える為に油をそのまま飲むこともあります。歌う時には油分が欠かせないのです。
歌う最中にできること

事前に十分な準備をしたらとうとう本番です。たくさん準備をして自信をつけたところではありますが、やはり人前で歌うというのは緊張するものです。緊張は身体をこわばらせ、のどの調子を落としてしまいます。ここまで準備してきたことが本番でも発揮できるように、歌う最中にもできることがあります。
歌が上手くなる方法その3:思い切って楽しく歌う
歌っているときに大事なのは、楽しそうに歌うことです。楽しく歌えば周りも楽しい気持ちになり、手拍子や合いの手などを入れてもらうことができるでしょう。そうすると、自分自身も気持ちよくなり緊張がほぐれていきます。緊張をほぐすことで身体のこわばりがなくなっていき、声がでやすくなります。
さらに、楽しく歌うことによって自然と笑顔になり口角が上がるので、声がよく出るようになります。最初は恥ずかしいかもしれませんが、歌が上手くなりたい方は思い切ってぜひ楽しく歌ってみましょう。
歌が上手くなる方法その4:身体全体を使って歌う
テレビや動画などを観ていると、アーティストの方が手を上にあげたり身体を動かしながら歌っているのを見たことがあるかと思います。上手に歌を歌うためには、のどだけでなく身体全体を使って歌うことが大切です。
まずは腹式呼吸です。胸式呼吸に比べて、腹式呼吸のほうがより多くの空気を取り込むことができ、また肩などの力が抜けて大きな声を出すことができます。背筋を伸ばし、足は肩幅に開いて、お尻に力を入れて身体全体で呼吸をするようにしましょう。
さらに、マイクを持っていない方の手を動かします。特に高音などを出す際には、手を上げることで首の周りが伸びるので、より声を出しやすくなります。人前で手を上げるなどして歌うことは少々恥ずかしさもあるかもしれませんが、先ほどお伝えしたように楽しんで周りを巻き込みながら歌うことで、こういった工夫がしやすくもなるでしょう。
歌い終わったあとにやること

みなさんお疲れさまでした。思い通りに歌うことはできましたか?それともちょっと悔しい結果になりましたか?
歌い終わったら肩の荷も下りてひと安心ですが、人前で歌う機会はまたきっと訪れます。歌い終わったその日からまた、次の機会により上手な歌を披露できるよう準備をしていきましょう。
歌が上手くなる方法その5:歌い方の癖を分析する
これまでにご紹介した4つの方法を試したうえで、さらに自分の歌唱力を上げたい人は自分の歌声を録音してみましょう。
自分の歌声を録音することによって、自分の歌い方の癖が分かるはずです。自分の歌声を聞くのは恥ずかしいかと思いますが、何回も聞くうちに改善点に気付くはずです。
あとは、気付いた改善すべきところがどのように歌われているか原曲を何回も聞き、音程やリズムを体に刻み込んでまた再チャレンジ。これを繰り返しおこなっていきます。自分のお気に入りの歌を何回も聞くのは苦にならないですから、音程が体に刻み込まれるまで何度も聞きましょう。こうして自分の歌声を録音し、原曲を何回も聞くことを繰り返せばきっと歌唱力がUPしていきます。
少しずつ上手になっていこう

いかがでしたか?人前で自信を持って称賛されるような歌を披露できるように、歌が上手くなる方法をご紹介しました。
上手に歌うためには、事前に歌う曲を決めて聴きこんでおき、当日はのどを潤すことのできるスポーツ飲料を飲むようにしましょう。のどを潤したあとは思い切り楽しんで歌い、歌い終わったら次の機会に向けてまた準備にはいります。
このサイクルを繰り返すことによって、自分が歌いたい曲や自分の歌い方の癖に対する理解が深まり、また何度も聴きこんだり練習をすることで自然と歌唱力が上がっていきます。少しずつでも経験を積んでいくことが大切なので、根をつめすぎず、自分が好きな曲を選んで楽しんで歌っていきましょう!