音楽療法のHow To

音楽療法が有効とされる領域10選!│具体例を使って紹介

音楽療法とは一口でいえば音楽による心理療法といえるが、欧米ではすでに臨床心理療法として確立され、音楽のもつ機能性を活用し病気の治療に用いる方法として定着しているのが現状といえます。

そこで複数回に渡って音楽療法について正しい理解を深めることを前提に、音楽療法が有効とされる領域を10選紹介します。

音楽療法が有効とされる領域10選!│具体例を使って紹介

音楽療法は諸外国でさまざまな領域で駆使されています。
以下音楽療法が有効と考えられている領域にどんなものがあるかについて箇条書きいたいします。

1)身体活動を刺激する

ラジオ体操、行進、祭り、舞踊など

2)精神活動を刺激する

追憶、焦点を合わす、集中する

3)弛緩作用を促進する

規則正しいリズム、平坦なダイナミクス、認知できる音色、ハーモニ

4)非言語的コミュニケーション

楽器演奏、音楽に合わせての体動

5)感じや感動をあらわす

認知する、受容する、感情を確認する

6)疼痛のコントロール

生理的効果、気分転換

7)不安の減弱

気分転換、弛緩、医学的処置の前に

8)自信をつけさせ自己評価をたかめる

ある程度の技術をもって何かをすることができる

9)社会化を促進する

社会化への機会を与える
体験を分かち合う

10)慰めを与え、触れ合いの友を得る

気軽に音楽療法を受けれられる社会を目指そう

いかがだったでしょうか。

諸外国では音楽療法はほとんどの年齢層にも行うことができ、療法士は健康上のケアに参与して働くことができ、病院や外来クリニックまたは個人開業の場でも働くことができます。

医療の場として身体的・精神的障害をもつ人々、ホスピス、その他地域の精神衛生センターなどにおいても音楽療法が有効であるとされていためです。

日本でも気軽に音楽療法を取り入れられるようになるといいですね。

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